オーナー企業経営者様のスリランカ視察をアレンジしました

先日、日本のオーナー企業の経営者様(人材紹介会社経営・運送会社経営)お二方のスリランカ視察を企画・アレンジさせていただきました。「人材のことも知りたいが、スリランカという国自体をもっと肌で感じたい」という漠然としたご要望から、弊社にて訪問先を一から組み立て、2日間でご案内。トラック運転手の育成現場から、紅茶・シナモンといったスリランカを支える基幹産業、そして語学学校や介護施設まで──人材候補者だけでなく、彼らが育ち、働く社会そのものをご覧いただきました。

なぜ送り出し機関が、ここまで幅広い業種の視察をアレンジするのか。今回のレポートを通じて、その理由を感じていただければと思います。

視察概要

  • 訪問先:弊社提携大型自動車教習所、自動車運輸局(Department of Motor Traffic)、紅茶会社・プランテーション、シナモン輸出会社、直営語学学校(A.S. Campus)、弊社提携介護施設兼トレーニングセンター
  • 期間:2日間
  • 対象分野:特定技能(トラック運転手)/語学教育/介護人材育成

①トラック運転手育成の現場へ

初日は、弊社が特定技能のトラック運転手候補者育成でパートナーを組む提携大型自動車教習所からご案内しました。実際の教習の様子をご覧いただきながら、日本側が特に懸念される「安全運転に対する意識」について教習所側の取り組みをお伝えしました。やり取りを通じて、外免切替(外国免許切替)合格までの道筋が見えてきた手応えがあり、経営者様にもご満足いただけたようです。

続いてご案内したのが自動車運輸局(Department of Motor Traffic)。ここでは実技試験コースを視察しましたが、通常は外部の見学が許可されていない場所です。今回は弊社パートナーの計らいにより、特別に入場することができました。候補者が実際に試験を受ける現場を自分の目で確認できたことは、日本側の安心材料として大きな意味を持ったと感じています。

お客様、教習所社長、弊社スタッフ
スリランカ唯一の教習コースにて

②スリランカを支える産業へ

初日の後半にご案内したのは、スリランカを代表する紅茶産業の工場です。単なる観光的な視察ではなく、経営者様が紅茶ビジネスにも関心をお持ちだったことから、あえてこの訪問先を組み込みました。工場で働く方々の仕事への向き合い方を間近でご覧いただけたのはもちろん、試飲では高地で育った茶葉と低地で育った茶葉の味の違いを飲み比べていただき、スリランカ紅茶の奥深さを堪能していただきました。

紅茶のテイスティング
笑顔で答えてくれる女性スタッフたち

翌日には、プランテーションへ。畑で摘んだ茶葉をその場で加工し、オークションにかけるための施設で、一般には出入りができない場所です。筆者自身も紅茶の加工工程を見るのは初めてで、建物に足を踏み入れた瞬間に漂う発酵した茶葉の香りには思わず興奮しました。茶葉のグレードをどう仕分けていくか、現場の責任者が丁寧に説明してくださり、経営者様もそのおおらかさの中にある確かな仕事ぶりに、深く感心されていたご様子でした。

どっさり生茶葉!
ていねいに工程を説明いただきました
ほぼ完成!
オークションに出すためのパッキング

続いて訪れたのはシナモン工場。スリランカのシナモンは世界一の品質と言われています。スリランカでも三本の指に入る加工業者にお邪魔しました。初めて目にするシナモンの加工工程に驚かれると同時に、そこに息づく職人技には、日本のものづくりに通じるものを感じていただけたようでした。

まずは一枚目の皮をむきます
ここが職人芸
葉巻ではありません。高級シナモンです。
シナモン製品各種に興味津々

③人材育成の最前線へ

続いてご案内したのは、弊社直営の語学学校・A.S. Campusです。まずは数人の生徒に自己紹介をしてもらいました。生徒たちのきらきらした目、素直でフレッシュな雰囲気に、お客様は深く感動されたご様子でした。スリランカ人はシャイな一面があり、最初はなかなか自己紹介をしてくれなかったのですが、時間が終わり帰ろうとするタイミングになって、今度は生徒側からお客様を捕まえて自己紹介をする一幕も(もう少し早くエンジンをかけてほしいところですが、そのギャップも含めて人柄が伝わったのではないでしょうか)。

その場の空気がよほど気に入っていただけたのか、お客様のお一人はその日のうちに本社へ連絡を入れ、ドライバー人材のニーズを確認されるほどでした。

生徒がつくった入り口の鳥居
緊張気味に自己紹介
机にも日本語がびっしり
とてもなごやかに視察いただきました。

最後にご案内したのは、弊社提携の介護施設兼トレーニングセンターです。弊社の介護志望人材は、必ずここでOJTを行います。訪問日は日曜日で施設全体としては動きが少ない中でも、数名の女性スタッフがかいがいしく働く様子をご覧いただけました。お二人とも、スリランカ人の穏やかで優しい雰囲気は介護の仕事に適していると感じられたようです。

笑顔がまぶしい研修生
興味深く視察いただきました。

スリランカを、丸ごと知っていただきたくて

正直に申し上げると、弊社は人材紹介事業においては後発です。しかし、スリランカでの事業歴という点では、どこにも負けない強みがあると自負しています。今回の視察で自動車教習所から紅茶産業、シナモン工場、語学学校、介護施設まで幅広くご案内できたのは、その事業歴の中で築いてきた現地ネットワークがあってこそです。

弊社が大切にしているのは、単に人材の情報をお渡しすることではありません。スリランカという国の多くの面を実際に見ていただきながら、スリランカ人材への理解を深めていただくことです。それが結果として、採用後のミスマッチを防ぎ、長く続く関係につながると考えています。

また、人材紹介にとどまらず、人材以外の事業に関するご要望についても、できる限りご案内しております。今回のように「紅茶ビジネスにも興味がある」といったお声があれば、それに応じて視察内容を組み立てることも可能です。スリランカでの事業展開を考える際は、まずは一度ご相談ください。

お問い合わせ

スリランカ視察のアレンジ、特定技能人材(トラック運転手・介護等)、育成就労(技能実習)その他人材に関するご相談は、下記までお気軽にお問い合わせください。

現地連絡先 岡山 浩之(Okayama Hiroyuki) TEL/WhatsApp:+94 76 370 7552 日本国内(IP電話):050-6879-1950(スリランカにつながります)